軽量・コンパクトで市販の薪をそのまま置ける焚火台「ピコグリル398」
大人数で囲む焚き火の際は、大きくても、重くてもなんでもこい。
ですが、ソロキャンプの場合そうはいきません。
この記事では、ソロキャンプでは超定番の焚き火台「ピコグリル398」を紹介します。
ピコグリル398の特徴
ピコグリル398とは
ピコグリル398とは、Bruno Wanzenried氏によって創作された焚火台「Picogrilシリーズ」のひとつであり、超軽量・コンパクトが特徴です。
ピコグリル組立方法
フレームの細い方が上、太いほうが下
4本の柱に火床のツメをひっかける
一瞬で完成
ピコグリル398のメリット
ピコグリルを実際に使って感じたメリットを紹介します。
- 軽量・コンパクト
- 設営・撤収が簡単
- 市販の薪をそのまま使える
- 燃焼効率がいい
軽量・コンパクト
総重量はわずか445g(実測値)
収納時はA4ファイルサイズで、13インチMacbookAirとほぼ同等サイズ
設営・撤収が簡単
組立方法で紹介した通り、たった2ステップで設営が可能
収納ケースは、頑丈で大きさにも余裕があるので撤収も一瞬
市販の薪がそのまま使える
ピコグリル398であれば、キャンプ場などで販売している薪をそのまま乗せれる。
ソロキャンプ用のコンパクトな焚火台はたいてい薪をそのまま乗せれません
ノコギリで半分に切って、ナイフで細く割く必要があります。
ピコグリルは横向きに長い形状のため大きな薪もそのまま利用可能です。
燃焼効率がいい
とにかくよく燃えます。
なぜなら、スリットが多く、V字型設計のため、薪が火床に密着せず空間が生まれ空気がよく入るからです。
ピコグリル398のデメリット
- 薪を横向きにしか組めない
- 焚き火シート必須
- 薪がたくさん必要
- 価格が高い
薪を横向きにしか組めない
ピコグリルは、薪を「井桁型」や「山型」に組むことは出来ません。
メリットである「軽量・コンパクト」で「市販の薪をそのまま乗せれる」の代償として薪のくべ方には制限があります。
焚き火シート必須
ピコグリルも、その他の小型焚き火台と同様に地面と火床の距離が近いため焚き火シートが必要です。
芝や土など地面を焚火の熱から守るためです。
薪がたくさん必要
ピコグリルはとにかく燃焼効率がよい。
つまり燃料となる薪がたくさん必要
焚き火を楽しみたい人には最高に手間のかかるかわいい子です。
ピコグリル398の基本情報
スペック
商品名 | ピコグリル398 |
---|---|
メーカー | STC社(スイス) |
組立サイズ | 38×25×25cm |
収納サイズ | 33.5×23.5×1.0cm |
重量 | フレームと火床:365g 収納ケース:50g 串:40g(1本) |
素材 | ステンレス |
価格 | 13,500円(税込) |
セット内容
- 火床
- フレーム
- 収納ケース
- 串(通常別売り、セット品もあり)
Picogrilシリーズ
ピコグリルには「ピコグリル398」以外のサイズもあります。
- ピコグリル85
- ピコグリル239
- ピコグリル398
- ピコグリル498
- ピコグリル760
この中で一番人気が高いのが「ピコグリル398」
他のサイズの存在を知らない人もいるほど、ピコグリルと言ったらこの398
超軽量・コンパクトにもかかわらず市販の薪がそのまま使える、ソロキャンパーに大人気な焚火台です。